コンタクトレンズへの映像投影

Written 7月 5th, 2012

「Gene Mapper」世界ではメガネ、コンタクトレンズ、そして角膜へコンピューターで生成した映像を投影して、現実と区別できないほどの拡張現実を描写しているが、これはもう数年もすると、それに近い体験ができるようになるかもしれない。

BBCの伝えるところによると、国防高等研究計画局DARPAは、INNOVEGA社が開発している複焦点コンタクトレンズ「iOptik」のプロトタイプを供給するような契約を結んだということだ。

Dual-focus contact lens prototypes ordered by Pentagon

iOptikはGene Mapper世界で林田が使っているコンタクトレンズ・スクリーンとは異なり(当たり前だ)、ヘッドアップディスプレイHUDの映像と背景の世界、両方に焦点を合わせられる、光学的な遠近両用コンタクトレンズだ。行動中の情報表示を読むのにHUDが投影している仮想スクリーンへ焦点を動すことなく情報を読み取ることができるのはありがたいことだろう。

おなじみのGoogleも「Project Google Glass」の成果を2014年ごろには出したいとのこと。「メガネ」で、いいですか?という世界が本当にすぐそこまで来ていることを実感する。Google Glassのような方式では重ねて描かれるコンピューターからの出力と外界が別の焦点面に描かれてしまうが、iOptikのような複焦点レンズがそれを解消するわけだ。

今の技術ではコンタクトレンズのような小さな軽いデバイスに大容量のデータ転送を行う方法が確立していないが、人体通信HMCでの大容量転送ができるようになり、より小さな電力で動作できる素子が出てくれば「コンテンツ」が揃った状態から、いきなり普及していくのではないだろうか。

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