Gumroadにサイト内決済画面

「売買はリンク共有ぐらい簡単になるべき(Sell like you share)」というキャッチフレーズで一時期話題になったGumroadに、サイト内決済用のウィジェット「Gumroad modal」が追加されていた。

gumload modal setting

ECを少しでもかじっているなら一つのページ遷移せんいがどれだけ売り上げを落とすことか身に染みて感じているはずだ。Google Analyticsのユーザーナビゲーションを解析すると、30%脱落、ユーザー情報入力で更に半分が脱落、配送先の入力で更に半分が脱落……と減っていき、カートに入れようと一度は決心したお客様の30%しか最後までたどり着けないなんてことは珍しくない。

数万円の商品なら、またはAmazonなどの他のチャネルでも販売しているならば、価格を比較して他で買っているかもしれないし、送料が高かったかな、なんて推測も可能なんだろうが、電子書籍やレポートのようなデジタルコンテンツを自費出版に近い形態で販売したいときに、カートに入れて、ユーザー情報入れて、クレジットカードナンバーを入れて……というページ遷移はそれだけで害悪だ。

Paypalでも似たような仕組みをDG(Digital Goods)用の決済SDKを用意しているけれど、エンドポイントなどの設定が当然必要になる訳で、ダウンロード販売の仕組みそのものを持っているところでなければボタンの作成がいくら簡単でもなかなか手が出ない。そんな競合と比較すると、Gumroadの登録は、手間がないといっていい。リンクを作る際に「modal」にチェックを入れて作成したHTMLの小さなコードを貼りつけるだけで、こんな風にダウンロード販売が行えてしまう。

Mother prays – painting with ArtRage for iPad –

来月あたりを狙って「Gene Mapper」という小説を電子書籍で販売しようと準備を進めているのだけど、チャネル・セールス以外のダイレクトセールスをどうしようか迷っていた。はじめて訪れるようなサイトで製品の購入を行う心理的な障壁に加えてページ遷移なんて障壁があるとただのロスでしかないな、なんて思っていたところにGumroad modalはピッタリはまりそう。

プレオープニングをWordPressで

昨年の末頃から小説を書きはじめ、脱稿の見込みがたった。初めてのことなのでいろいろと分からないこともあるのだが、個人にできる範囲でマーケティングするための拠点となるWebサイトをWordPressで準備している。やり過ぎな気もするが、ドメインも取得した。

http://genemapper.info

顛末はこのブログでも報告していきたいのだが、ISBNの取得やGoogle Books Partner ProgramKindle Direct Publishing 、Appleまたは日本のリセラーへ出版者(社じゃないよ)として登録するためにURLが求められるケースが増えてきたので「Coming Soon」ぐらい出した状態にしておくことにした。

こんなときに豊富なモジュールに支えられたWordPressは楽でいい。サイト・メンテナンスを制御するいくつかのプラグインがすぐに見つけられる。

私が選んだのは「WP Maintenance Mode」。メンテナンス画面に生のHTMLを差し込めるところが気に入った。Comming Soon、なんてそのものズバリのプラグインではないけれどWordPressにアップロードしたメディアを扱えるので、ファイルをサーバに手でアップロードする必要もない。これから何度か貼り替えることになるだろうけど、これなら楽に更新できそうだ。